「コロナショック」による大暴落は依然続いている。
2月半ばに始まった、あの下落が、まさか、ここまで下げるなんて・・・。
金融の世界には、かの悪名高い「まさか」という、坂道がある。
ふつう、「魔坂」と書き、「まさかあの株が」とか、「まさかここまで下がるなんて」と、人々に悲鳴を上げさせながら、もはや転がることしかなくなってしまう魔の坂道だ。
リーマンショックの大底から、11年も上昇トレンドが続いていたので、米国個別株やS&P500連動の投資信託を買って持ってさえいれば、永遠に安泰だと錯覚していた。
しかし今回の大暴落で、米国株による長期投資が無敵の投資法ではなかったということが分かった。
この11年間、「米国株でセミ・リタイヤ」や「米国株でアーリ―リタイヤ」系のブログがたくさん登場したのを見ればわかるように、米国株で資産を増やした人がたくさんいたのだろう。
しかし、下降トレンド入りした現在、そのような人たちのブログを観ると、皆一様に少なくない損失を被っているようだ。
含み益が一気に消えて、含み損に変わり、どこまで下がるかわからない下げ続けているなか、不安に慄いているようだ。
この下落に、はたして、どれほどの人が耐えられるだろうか?
今回の暴落で、貯めた資産が日々ひたすら減り続けるのを、笑いながら見続けられるメンタルがないと、長期投資を続けていくことはできないと実感した。
今回も、2007年のサブプライムローン問題から始まったリーマンショック同様、上昇相場で参入して資産を増やした投資家が散っていくことだろう。
1:暴落の序盤では、変動幅の大きい相場となるので、「退場者」と「買い場到来と騒ぐ人」がでてくる。
2:さらに下げが続くと、誰も何も言わなくなる。株関連のブログは更新が途絶える。
3:今までセミ・リタイアだのアーリーリタイヤだの言っていた人が、株を売って、労働市場に戻っていく。
4:数年後、株価は反転し、数年かけて下落前の水準に戻り、また高値を更新するときがやってくる。
5:新規参入者が上昇トレンドにのってお金を儲ける。アーリ―リタイヤのブログを開設する。
この繰り返しだ。
株式相場は、昔も今も、そしてこれからも何も変わらない、ただ参加者が変わるだけだ。
重要なことは、これからかも、私が株式相場に居続けられるかどうかだ。


