来月の6月中旬にスリランカに行く予定だ。
2か月前に飛行機のチケットを予約したが、いつの間にか1か月後に迫っていた。
そう言えば、まだホテルの予約を入れていないことに気づいた。
その前に、どこを訪れるのかも決めていない。これを決めなければホテルの決めようがない。
そろそろ、前のブログの時にもやった。妄想旅行記を書きたいと思う。
この妄想旅行記は、旅行に行ったつもりになって、旅行記を書くものだ。
どんなホテルに泊まって、どこに観光に行って、どんな食事をとるのか?
これをすることで、旅のイメージができるし、PCで現地のことを調べることもできる。

スリランカ、正直、あまり行きたくない。
「何で2か月前、スリランカに行こうと思ったのか?」と思ってしまう。
というより、あまり面倒なことはしたくない。
自宅で、米国株の建玉の検討をして、余った時間でYOUTUBE動画を観る。それだけで、お金を稼げるし、日々安全に暮らすことができ、幸せな日常をおくることができる。それで十分ではないか。
「なぜ、わざわざ暑い国に行かねばならないのだろうか?」と思う自分がいる。
たぶんこれは、怠惰な私の脳が、コンフォートゾーン圏外に出ることを邪魔しているものと思う。
コンフォートゾーンとは、個人が安心感や安定感を感じ、ストレスや不安が少なく、快適に過ごせる心理的な領域のことです。慣れ親しんだ活動や環境、人間関係などがこれに該当します。コンフォートゾーンにいると、リラックスして過ごせる反面、成長の機会を逃してしまう可能性もあります
コンフォートゾーンから意識的に出なければ、私の成長はない。脳の誘惑に負けてそこに居続ける限り、どんどん老化が進行する。
そんな時は、この「詩」を読むようにしている。
青 春
サミエル・ウルマン作
岡田 義夫 訳
青春とは人生のある期間を言うのではなく心の様相を言うのだ。優れた創造力、逞しき意志、炎ゆる情熱、怯懦を却ける勇猛心、安易を振り捨てる冒険心,こう言う様相を青春と言うのだ。年を重ねただけで人は老いない。理想を失う時に初めて老いがくる。歳月は皮膚のしわを増すが情熱を失う時に精神はしぼむ。苦悶や、狐疑、不安、恐怖、失望、こう言うものこそ恰も長年月の如く人を老いさせ、精気ある魂をも芥に帰せしめてしまう。年は七十であろうと十六であろうと、その胸中に抱き得るものは何か。曰く「驚異えの愛慕心」空にひらめく星晨、その輝きにも似たる事物や思想の対する欽迎、事に處する剛毅な挑戦、小児の如く求めて止まぬ探求心、人生への歓喜と興味。
人は信念と共に若く 疑惑と共に老ゆる
人は自信と共に若く 恐怖と共に老ゆる
希望ある限り若く 失望と共に老い朽ちる
大地より、神より、人より、美と喜悦、勇気と壮大、偉力と霊感を受ける限り人の若さは失われない。これらの霊感が絶え、悲歎の白雪が人の心の奥までも蔽いつくし、皮肉の厚氷がこれを固くとざすに至ればこの時にこそ人は全くに老いて神の憐れみを乞う他はなくなる。
素晴らしい「詩」だ。
年を重ねただけで人は老いない。理想を失う時に初めて老いがくる。歳月は皮膚のしわを増すが情熱を失う時に精神はしぼむ。苦悶や、狐疑、不安、恐怖、失望、こう言うものこそ恰も長年月の如く人を老いさせ、精気ある魂をも芥に帰せしめてしまう。
まったくその通りだ。
髪が白くなり、視力が落ち、記憶力が落ちたことが、私の心を委縮させたのではない。将来に対する不安こそが心を委縮させていたのだ。
大地より、神より、人より、美と喜悦、勇気と壮大、偉力と霊感を受ける限り人の若さは失われない。
怠惰な脳を活発に動かすために、できるだけ、心が震えるようなモノ(自然、人、映画や本、YOUTUBE、など)に接するようにしよう。
