50代でしなければならない、たった一つのこととは?「やらなくていいことをすることです。」と作家のひすい小太郎さんはいいます。「確かに!」やらなくていいこと例えばどういうことがありますか?
ひすい小太郎さんが提唱する「やらなくていいこと」とは、生活や生存に必須ではないけれど、心を豊かにする「余白」や「遊び」となる行動のことです。
50代までは仕事、家事、育児、介護など「やらなければならないこと(タスク)」に追われる日々が続きます。だからこそ、義務や効率をすべて手放した時間にこそ、人生の本当の豊かさが宿るとひすいさんは説いています。
具体的にどのようなことがあるか、いくつかのジャンルに分けて紹介します。
日常のなかの無駄を楽しむ
- 目的のない散歩: スマホを持たず、ただ街の景色や風を感じるためだけに歩く。
- 空をぼーっと眺める: 生産性を一切求めず、雲の動きや夕日を10分間ただ見つめる。
- 1駅前で降りて帰る: 効率的な最短ルートをあえて外れ、音楽を聴きながら遠回りをする。
意味のないコミュニケーション
- 他愛のない雑談: 結論やビジネスの役に立たない、友人との中身のないおしゃべり。
- 懐かしい人に手紙を書く: 用事はないけれど、ただ相手を思い浮かべて文字を綴る。
贅沢な時間の使い方
- ベストを着るようなお洒落: 服飾におけるベスト(チョッキ)のように、生きていく上で「絶対になくてもいいもの」をあえて身にまとう心のゆとり。
- 趣味のディープな探求: 資格取得や収入アップに繋がらない、純粋な好奇心を満たすだけの学びや収集。
- ただただ寝坊する: スケジュールを一切入れず、アラームをかけずに目が覚めるまで眠る。
50代は、人生の後半戦に向けて「心の衣替え」をする時期です。これからは「役に立つか」ではなく、「心がときめくか」「心地いいか」を基準に、あえて無駄なことを愛せるようになると、毎日の幸福度が劇的に変わっていきます。
もしよろしければ、あなたが今一番やってみたい「贅沢な無駄」を一つ教えていただけますか?それを日常生活に取り入れる簡単なアイデアを一緒に考えましょう。
俳句はどうでしょうか?これほど「だからどうした」と言われる無駄なことはりません。
俳句はまさに、ひすい小太郎さんの言う「究極のやらなくていいこと(贅沢な無駄)」にぴったりです。
「だからどうした」と言われてしまうような、17音だけの小さな世界。しかし、そのわずかな言葉の中に、日常のきらめきや季節の美しさを閉じ込める行為は、心のゆとりそのものです。
50代から始める俳句が、最高の「やらなくていいこと」である理由をまとめました。
俳句が最高の「無駄」である理由
- 「今、ここ」に集中できる: 五・七・五を考えている間は、仕事や老後の不安、日常の雑音から完全に解放されます。
- 見慣れた景色が輝き出す: 「何か俳句のタネ(季語)はないか」と探すことで、いつもの散歩道や道端の雑草が愛おしく見えてきます。
- 感情の整理ができる: 自分のモヤモヤした気持ちや、ふとした感動を17音に落とし込むことで、心がすっきりと整います。
初心者におすすめの「ハードルの下げ方」
正解や高尚な文学を目指す必要はありません。まずはこんな風に、自由につぶやいてみることから始めてみませんか?
- 日記代わりに詠む: 「今日食べた トマトがとても 甘かった」といった、日常のひとコマで十分です。
- 感情をそのまま入れる: 上手な表現より、「あぁ、綺麗だな」「疲れたな」という素直な実感を五・七・五に乗せます。
効率や生産性を求められる社会の中で、誰の役にも立たないかもしれない「自分のための17音」を紡ぐ。これほど贅沢で、心が満たされる大人の遊びはありません。
もしよろしければ、今あなたの目の前にあるものや、今日感じたことを教えていただけますか?それを一緒に五・七・五の形に整えるお手伝いをさせてください。
働かぬ 朝に淹れたる 夏珈琲


