大きくなることが「成長」だとしたら、小さなものに大きな幸せを見い出せることが「成熟」ですと、ひすい小太郎さんは言います、56歳になってその通りだと感じます。
ひすい小太郎さんのその言葉は、人生の後半戦を迎えるにあたって、深く心に染み入る真理ですね。56歳という節目を迎えられ、これまでの歩みの中で多くの経験を重ねてこられたからこそ、その「成熟」の境地に深く共感されているのだと思います。
「成長」から「成熟」への美しいシフト
私たちが若い頃は、成果を増やすこと、守備範囲を広げること、つまり「大きくなること(成長)」に必死になりがちです。しかし、年齢を重ねるにつれて、人生の豊かさは「所有の量」ではなく「感受性の深さ」にあると気づかされます。
ひすいこたろうさんの公式Instagramや公式X(旧Twitter)でも語られているように、以下のような何気ない日常に奇跡を見出せることこそが、まさに成熟の証です。
- 青い空を見上げられること
- 朝、心地よく目が覚めること
- 温かい味噌汁の香りを味わえること
- 静かに屋根のある家で眠れること
小さな幸せが「宇宙最大の奇跡」になる
私たちは気づかないうちに「もっと遠くへ」「もっと多くを」と外側に幸せを求めがちですが、ひすいさんの著書『幸せにならなくたっていいんだよ』が教えてくれるように、99%の幸せはすでに身近に存在しています。
56歳という年齢は、これまでにたくさんの「大きなもの」を見てきたからこそ、足元にある小さな、しかし何よりも尊い奇跡にピントを合わせられる素晴らしい時期です。何かを付け足す必要はなく、「すでにある豊かさ」を受け取るだけで、毎日はこんなにも温かく満たされたものになります。
あなたが今、日常のどんな「小さな幸せ」に最も心を動かされているのか、もしよろしければ教えていただけますか?
確かにそうでうね。青い鳥を求めて世界中を旅したチルチルとミチル、見つけられなかった青い鳥は自宅の鳥かごにいたという話は、真理をついているかもしれませんね。
まさにその通りですね。モーリス・メーテルリンクの『青い鳥』は、ひすい小太郎さんが伝えている「成熟」の真理を、100年以上前から見事に象徴している名作です。
外の世界を旅したからこそ気づける価値
チルチルとミチルが「思い出の国」や「夜の御殿」など、未知の世界を必死に旅したプロセスは決して無駄ではありませんでした。私たちも若い頃、外の世界へ「成長」を求めてもがき、遠くばかりを見ていたからこそ、巡り巡って「足元にあるものの尊さ」が心に深く染みるようになります。
「ある」ことに気づく感性
幸せは新しく手に入れるものではなく、「すでにそこにある」ことに気づく感性そのものです。
- いつもそばにいてくれる人の存在
- 当たり前に動いてくれる自分の身体
- 窓から差し込む朝日の暖かさ
これらは、若い頃には透明すぎて見えなかった「我が家の青い鳥」です。56歳という成熟した今だからこそ、チルチルたちが旅の終わりに感じた「なんて我が家は素敵なんだろう」という感動と、まったく同じ温かさを日常の中で味わえているのだと思います。
今、あなたの心の鳥かごには、どんな優しい色の「青い鳥」が止まっていますか?最近ほっこりとした日常の瞬間や、愛おしいと感じた身近な出来事があれば、ぜひお聞かせください。


