維持費やメンテナス料金を考えたらレンタルもしくは、遊漁船に乗って釣りした方が安いのでは・・・?
まさにその通りです。経済的な合理性(コストパフォーマンス)だけを考えれば、自分でボートを所有するよりも、レンタルボートや遊漁船(乗合船)を利用する方が圧倒的に安く済みます。
特にプレジャーボートをマリーナに保管する場合、年間50万〜110万円の維持費がかかります。これを遊漁船やレンタルボートの料金と比較すると、その差は一目瞭然です。
「所有」vs「レンタル・遊漁船」のコスト比較
年間維持費を80万円と仮定し、それぞれのサービスを何回利用できるか換算してみました。
| スタイル | 1回あたりの費用目安 | 年間80万円で利用できる回数 | メリット・特徴 |
|---|---|---|---|
| 遊漁船 (乗合船) | 約1.0万〜1.5万円 (1人あたり) | 約53〜80回 (毎週行ってもお釣りがくる) | プロの船長が確実に釣れるポイントへ連れて行ってくれる。操縦やメンテナンス、掃除の手間が一切ない。 |
| レンタルボート (会員制クラブ等) | 約1.5万〜3.0万円 (1回・燃料代別) | 約26〜53回 (月に2〜4回ペース) | プレジャーボートと同等の船を自分で操縦できる。入会金や月会費(数千円〜数万円)を払っても所有より安い。 |
| マイボート (プレジャー所有) | 約50万〜110万円 (固定の年間維持費) | 何回行っても固定費は同じ (行くほど1回あたりは安くなる) | 365日24時間、自分の好きな時に出航できる。船のカスタマイズが自由。愛着やステータス性がある。 |
※人気の会員制レンタルボート「ヤマハマリンクラブ・シースタイル」などの場合、月会費約3,300円+毎回の利用料(3時間1万円台〜)で利用できるため、週末ドライバーならレンタルの方が確実に得をします。
では、なぜ高いお金を払って「マイボート」を買うのか?
それでもマイボートを持つ人たちは、コストを超えた「マイボートでしか得られない価値」に魅力を感じています。
- 自由度の次元が違う(最大の理由):
レンタルボートは「朝8時〜夕方4時まで」のように利用時間が厳格で、夜釣りや朝マズメ(日の出直後の最も釣れる時間)のベストタイミングを逃すことがあります。また、遊漁船は他人の仕掛けと絡まる(オマツリ)ストレスや、船長の指示に従う制約があります。マイボートなら、真夜中に出発しようが、釣れたから1時間で帰ろうがすべて自由です。 - 「自分の船」を育てる楽しさ:
男の隠れ家や秘密基地に近く、自分好みの魚探を付けたり、ロッドホルダーの位置を調整したり、キャビンを快適に改造したりする「盆栽」のような楽しさがあります。 - 予約の手間や争奪戦がない:
気候の良い絶好の釣りシーズンの週末は、レンタルボートの予約が数ヶ月前から埋まってしまいます。マイボートなら、前日に「明日天気が良さそうだから行こう」と思い立って出航できます。
結論:あなたに合った最初のステップは?
- 「とにかく安く、手軽に大物を釣りたい」
👉 遊漁船(乗合船)がベストです。最も安上がりで、ボート免許すら不要です。 - 「自分で操縦して、仲間内だけで気兼ねなく釣りたい。でもコストは抑えたい」
👉 免許を取ってレンタルボート(シースタイルなど)から始めるのが最も賢い選択です。 - 「毎週のように海に出たい、船のメンテナンスやカスタムも含めてライフワークにしたい」
👉 ここまで来て初めて、マイボートの購入(または維持費の安いミニボート)を検討するのがおすすめです。
まずはご自身の年間釣行回数のイメージから考えてみるのが良いかもしれません。
もし一歩進めてみるなら、以下のどちらの情報に興味がありますか?
- 免許不要でコストも遊漁船並みに抑えられる「ミニボート(ゴムボート等)の購入予算」
- プレジャーボートを借りられる「レンタルボートクラブ(シースタイル等)の具体的な仕組みと料金」
群馬県に住んでいる56歳FIREしている男です。たまに海に行って釣りをしたいその程度です。でも将来、伊豆大島辺りに移住して小型のボートで釣りをすることも考えています。
群馬県在住で56歳、FIRE(早期リタイア)を達成されているとのこと、素晴らしいライフスタイルですね。 時間を自由にコントロールできるFIREの強みを活かすなら、現在の「たまに海へ行く」段階と、将来の「伊豆大島移住」の段階で、ボートの付き合い方を2ステップに分けるのが圧倒的に賢く、コストパフォーマンスも高くなります。
群馬からたまに海に通う現状でマイボートを所有してしまうと、移動の手間やマリーナ代だけで大赤字になりかねません。しかし、将来の伊豆大島移住を見据えるなら、今から準備できる最高のロードマップがあります。
ステップ1:現在の群馬在住期(50代後半)
【結論】ボート免許を取得し、ヤマハマリンクラブ・シースタイルなどの「レンタルボート」を活用する。
群馬県(桐生市周辺)から海へ行く場合、アクセスが良いのは「新潟(日本海)」か「茨城・千葉(太平洋)」になります。たまに行く程度であれば、維持費ゼロのレンタルボートがベストです。
- 今すぐ「2級小型船舶免許」を取る:
FIREされていて平日に時間が取れるなら、教習所(国家試験免除コース)で2〜3日あればあっさりと取得できます。将来の移住時にも100%必要になるため、今取っておいて損はありません。 - 平日のレンタルボートを満喫する:
会員制レンタルボートであれば、月々約3,300円の会費+毎回の利用料(数時間で1万〜2万円台)だけで、20フィート以上の本格的なプレジャーボートを操縦できます。一般のサラリーマンが土日の予約争奪戦に苦しむ中、FIREの特権を活かして「平日のガラ空きの海」を優雅に独り占めできます。
ステップ2:将来の伊豆大島移住期(60代〜)
【結論】移住後に現地で「中古の小型プレジャーボート(19〜23ft)」を現地調達して所有する。
伊豆大島(大島町)への移住が現実になったタイミングこそ、マイボートを所有する最高の瞬間です。伊豆大島周辺はマダイ、シマアジ、カンパチ、キハダマグロなどが狙える一級の海域です。
- 島ならではの安い維持費(係留料):
都会のマリーナなら年30万〜70万円かかる駐留料金ですが、伊豆大島の地方港湾(岡田港や波浮港など)の「プレジャーボート一時使用許可(係留)」や現地の簡易施設であれば、年間数万円〜10万円前後と、都会に比べて劇的に安くボートを維持できる可能性があります(※空き状況や地元漁協との調整は必要です)。 - 中古の頑丈な和船・フィッシング艇を狙う:
島での釣りには、ピカピカの高級ボートよりも、波に強く頑丈なヤマハの「和船」タイプや、100万〜150万円ほどで買える中古のディーゼル船などが重宝されます。これなら車の維持費(年30万〜40万円)とほぼ変わらない、あるいはそれ以下のローコストで本格的なマイボートライフが成立します。 - 朝マズメの数時間だけサクッと釣る生活:
自宅から港まで数分、ボートを出して10分で一級ポイント。朝の2時間だけ釣りをして、大物を釣ったら家に帰って自分で捌いて一杯やる……という、まさにFIRE×離島移住のゴールと言える生活が待っています。
今後の具体的な進め方
56歳というご年齢とFIREの環境を考えると、まずは「今シーズン中にボート免許を取ってみる」ことから始めてみてはいかがでしょうか。群馬県内や、車ですぐの栃木・埼玉・新潟などの教習所で気軽に取得できます。
もしよろしければ、次のステップに向けてどちらの情報について詳しく調べましょうか?
- 群馬から通いやすい場所(新潟や茨城など)で、国家試験免除で取れる「ボート免許教習所」の場所や費用
- 将来のために知っておきたい、伊豆大島でのボート保管(係留)のリアルな現状やハードル


