会社倒産の思い出(2018/11/20)お金はクッション

仕事のこと

今日は3日ぶりに会社に行った。10月と11月分の給料を貰うためだ。

結論から言うと、給料はでなかった。

社長曰く、我々に払う予定でいた元請け会社からのお金を、今朝になって税務署に差し押さえられたとのことだ。

これには流石に、多くの社員がキレた。怒号飛び交う中、社長は謝りもせず、何か言い訳染みたことをしゃべっていた。

社長曰く、労働基準監督署には、すでに話をつけてあるので、みな「未払賃金立替払制度」を利用するように言われた。

それしかないか。

しかし本来貰うはずの給料の80%しかもらえない。しかも手続きには数か月の時間が、かかるらしく立替賃金の支払いは来年になるようだ。

今日の給料を当てにしていたのに、なんてことだ。しかし出ないものはしょうがない。

年配の社員の何人かは、住宅ローンの支払いなど、かなりカツカツの生活をしているようだ。その年になるまで、貯蓄はしてこなかったのかと疑問に思うほどだ。

幸い私は、しばらく働かなくてもいいだけの貯蓄があるので、他の社員の人たちに比べたらそれほど深刻ではない。

先日、離職票をもらったが、訳あって未だ失業給付金の手続きをしていない。失業給付金は来年3月か4月ごろに手続きをはじめようと思っている。

貯金は、お金に困ったときのためのクッションであり、バリアーだと言う。バリアーを作ることで、金銭的に守られ、困ったことは起きないという。

今回の事件でそれがよくわかった。

給料がでないことは、困ったことではあるが、お金のバリアーがあるおかげで、深刻な問題には至っていない。

実際立替賃金が80%ではあるが出でるのだから。

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