SBI証券の系列の「SBI VC トレード」に登録した。
正直、新しいことを始めるのは面倒だ。
株で十分にお金を得ているのだから、何もわざわざ仮想通貨に手を伸ばす必要はない。
しかしビットコインなどの仮想通貨が、債権、株、金と同じようにアセットクラスとして市民権を獲得しつつあるのなら、将来の選択肢として持っていても悪くないと思うのだ。
それに来年、新しいFRB議長がフェデラルファンズ・レートを引き下げ、ドル安を演出するなら、それは利子や配当がつかない仮想通貨にとってプラスとなり得る。現在調整中の仮想通貨にとっては上昇要因になるのではないかと思うのだ。
さらに来年2026年から仮想通貨の税金が改変されるというのもよいニュースだ。
現在(2025年時点)、日本で仮想通貨の利益は「雑所得」として総合課税され、所得税+住民税を合わせて最大約55%の税率がかかります。ただし、2026年からは税制改正が予定されており、一律20.315%(申告分離課税)に引き下げられる見込みです。
📌 現行制度(~2025年)
- 課税区分:雑所得(総合課税)
- 税率:所得税(最大45%)+住民税(10%)=最大55%
→ 高所得者ほど税率が高くなる累進課税方式 - 確定申告:給与所得者は給与以外の所得が年間20万円を超えると申告が必要
- 損益通算・繰越控除:不可(株式やFXと違い、損失を翌年に繰り越せない)
📌 改正後制度(2026年~予定)
- 課税区分:申告分離課税
- 税率:一律20.315%(所得税15.315%+住民税5%)
- 損失繰越控除:3年間可能になる見込み
- メリット:株式や投資信託と同様の扱いになり、税負担が大幅に軽減される
📊 比較表
| 項目 | 現行制度(~2025年) | 改正後制度(2026年~予定) |
|---|---|---|
| 課税方式 | 総合課税(雑所得) | 申告分離課税 |
| 税率 | 最大55% | 一律20.315% |
| 損失繰越 | 不可 | 3年間可能 |
| 確定申告 | 年間20万円超の利益で必要 | 利益が出れば必須 |
✅ 投資家への影響
- 現行制度では利益が大きいほど税率が跳ね上がるため、仮想通貨投資は税負担が非常に重い。
- 改正後は株式投資と同じ扱いになり、長期的な投資戦略が立てやすくなる。
- akiさんのようにETFや株式との比較分析を重視する投資家にとって、税制改正後は仮想通貨も分散投資の選択肢として現実的になります。
そして何よりも、新しい知識を得ることは、脳の活性化に良い影響を与えると思うのだ。
冬銀河 新しき知に 脳きらめく


