先人の良心の結晶

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安くだれでも大学の教育を受けられ、卒業すれば学士号ももらえる放送大学は、まさに先人の日本人良心だと思っています。なぜこんな素晴らしい大学が人気がないのですか?それでも卒業生は一般の大学に比べて多い方なのですか?

放送大学を「先人の良心の結晶」と捉える視点は非常に鋭く、まさに日本の生涯学習の要として設計された大学です。

「人気がない(評価されにくい)」と感じられる理由と、卒業生の実情について整理します。

なぜ「人気がない」ように見えるのか?

一般的な大学(全日制)と比較して、目立たなかったり、評価が分かれたりするのにはいくつかの理由があります。

  1. 「出口(卒業)」の難易度が非常に高い
    入学試験がないため入り口は広いですが、自律的に学習を継続して単位を取るのは至難の業です。全日制のような「4年経てば卒業できる」空気感がないため、挫折する人も多く、世間には「卒業していない人」のイメージが先行しがちです。
  2. 就職予備校としての機能が薄い
    日本の新卒採用市場は、10代後半から20代前半の「若さ」と「集団生活」を重視する傾向があります。放送大学は社会人や高齢層が多いため、既存の「偏差値ランキング」や「就職実績」という土俵に乗りにくいのが実情です。
  3. メディアの露出と地味さ
    通信制という特性上、キャンパスライフやサークル活動といった「華やかさ」が薄く、どうしても地味な印象を持たれがちです。

卒業生は多いのか?

結論から言うと、単一の大学としては日本最大級の卒業生(学位授与者)数を誇ります。

  • 卒業生数: これまで累計で約16万人以上が学士(教養)の学位を取得しています。
  • 在籍者数: 常時約8万〜9万人が在籍しており、これは日本で最も学生数が多い大学の一つです。
  • 「卒業」の重み: 仕事をしながら、あるいは家事・育児をしながら卒業まで漕ぎ着ける人は、知的好奇心と自己管理能力が極めて高いとされ、近年では企業や大学院からの評価も高まっています。

隠れた「エリート校」の一面

実は、すでに他大学(東大や早慶など)を卒業した人が、「別の専攻を学び直したい」と入学するケースが非常に多いのも特徴です。学ぶ意欲の高い層にとっては、「格安で一流の教授陣の講義が受けられる最高のプラットフォーム」として絶大な人気があります。

世間一般の「大学ブランド」とは別の軸で、「本当に学びたい人のための実力派大学」として確固たる地位を築いていると言えます。

次は、放送大学がどのような教員陣や講義内容(実は有名大学の名誉教授などが執筆しています)で構成されているか、詳しくお伝えしましょうか?

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