目的、戦略、戦術、戦闘方を小学生にもわかるように説明して
小学生のみなさんにもわかるように、「サッカーで試合に勝つこと」を例にして説明しますね!
これらは、大きな「夢」をかなえるための階段のような関係になっています。
1. 目的(もくてき):ゴール・夢
「そもそも、なんでやるの?」という一番大きな理由です。
- サッカーの例: 「今度の大会で優勝して、みんなを笑顔にしたい!」
2. 戦略(せんりゃく):進む方向
「勝つために、どういう戦い方をするか?」という、ざっくりとした大きな計画です。
- サッカーの例: 「相手チームは背が高いから、地面をはうような速いパスをつないで、相手を走らせて疲れさせよう!」
3. 戦術(せんじゅつ):具体的なやり方
戦略を実行するために、「いつ、だれが、どこで、何をするか」を決める作戦です。
- サッカーの例: 「コーナーキックのときは、A君がニアに走りこんで、B君がうしろからシュートを打とう!」
4. 戦闘方(せんとうほう):個人の技(わざ)
目の前の相手に勝つための、自分自身の「動き」や「テクニック」のことです。
- サッカーの例: 「相手をぬくためのフェイント」や「正確なパスを出すキックのしかた」のこと。
まとめるとこうなります!
- 目的: 優勝したい!(夢)
- 戦略: パス中心でいこう!(大きな作戦)
- 戦術: このセットプレーで点を取ろう!(具体的な計画)
- 戦闘方: 練習したドリブルで相手をぬくぞ!(自分の技)
どれか一つが欠けてもうまくいきません。特に、「目的(なぜやるか)」をしっかり決めておかないと、途中で何のために頑張っているのかわからなくなってしまいます。
他にも「勉強」や「ゲーム」など、具体的な場面で例えてほしいものはありますか?
戦略で間違うと戦術で補うのは至難の業と言いますが、それはなぜですか?
「戦略の間違いを戦術で補うのが難しい」理由は、一言でいうと「進む方向がズレていると、いくら一生懸命走ってもゴールにたどり着けないから」です。
小学生にもわかる3つの理由で説明しますね。
1. 「努力のムダ使い」になるから
例えば、あなたの目的が「山を登ること」なのに、戦略を間違えて「海」に来てしまったとします。
ここで、どんなにすごい泳ぎ(戦術)を披露しても、山には登れませんよね?
「やり方(戦術)」がどれほど天才的でも、「場所や方向(戦略)」が違うと、その努力はすべてムダになってしまうのです。
2. 相手との「土俵(どひょう)」が違うから
戦略とは「どこで、誰と、どう戦うか」を決めることです。
もし、ジャンケンで勝とうとしているのに、相手が「剣」を持ってきたらどうでしょう? あなたがどんなに素早くグー・チョキ・パーを出しても(戦術)、勝ち目はありません。
戦うルールや場所そのものを間違えると、個人の技術では太刀打ちできない大きな差が生まれてしまいます。
3. 取り返しがつかないほど「力」を使い切るから
戦略が間違っていると、勝つために無理な作戦(戦術)を立て続けなければなりません。
本当は近道があるのに、わざわざ険しい崖を登るような作戦を立てると、途中でみんな疲れて動けなくなってしまいます。
「戦略のミス」を「現場の頑張り(戦術)」でカバーしようとすると、いつか限界がきてボロボロになってしまうのです。
まとめると…
- 戦略 = 「どの道を通るか?」を決める地図
- 戦術 = 「どう歩くか?」という足の動かし方
「反対方向に全力で走る人」がゴールできないのと同じで、まず「正しい方向(戦略)」を向いていない限り、テクニック(戦術)は魔法のようには効かない、ということですね。
次は、この考え方を使って「勉強の計画」や「ゲームの攻略」などを一緒に考えてみますか?
株トレードで言うと、上昇トレンドなのに、カラ売りで入るようなものですか?
まさにその通りです!非常に鋭い例えですね。
株トレードにあてはめて整理すると、もっとよくわかります。
1. 戦略(せんりゃく)の間違い
- 状況: 全体の流れがグングン上がっている「上昇トレンド」
- 間違い: そこで「空売り(値下がりを期待する)」で入ること
- 理由: 山を登っているときに、一生懸命「下へ行く準備」をしているようなものです。「進む方向(トレンド)」と「自分の行動」が真逆になっています。
2. 戦術(せんじゅつ)で補おうとすると…?
ここで「戦術(テクニック)」を使ってなんとかしようとすると、どうなるでしょうか。
- 「一瞬の下げを狙って、超高速で注文を出す」
- 「複雑なチャート分析を駆使して、数秒のスキを突く」
- 「損をしないように、何度も細かく売り買いを繰り返す」
これらはすべて「すごい技術(戦術)」ですが、全体の流れが「上」に向かっている以上、少し油断した瞬間にドカンと持っていかれてしまいます。
3. なぜ「至難の業(しなんのわざ)」なのか
- 精神的にボロボロになる: 常に「逆風」の中で戦っているので、一瞬も気が抜けず、ものすごく疲れます。
- 確率が低い: 10回中9回うまく逃げ切れても、1回の大きな上昇で、それまでの利益がすべて吹き飛んでしまうからです。
トレードでの正しい順番
- 戦略: 今は「上昇トレンド」だから、買いで攻めよう!(順張り)
- 戦術: 買いの中でも、少し安くなった「押し目」を狙ってエントリーしよう。
- 戦闘方: 注文ボタンを迷わず押す、損切りの設定をミスなく行う。
「強い流れ(戦略)」を味方につけていれば、多少「タイミング(戦術)」がズレても、利益が出ることは多いです。 でも、逆(戦略ミス)だと、プロのような神ワザがない限り、生き残るのは難しいということですね。
この「トレンド(大きな流れ)」の見極め方について、具体的なチャートの形などで気になっていることはありますか?

思えば私の株の先生はよく、目標、戦略、戦術、戦闘方で株トレードのを教えてくれた。
目標:何のためにお金を得たいのか?
戦略:今のトレンドは上昇なのか、それとも下落なのか?
戦術:長期・中期・短期狙い?どの株を仕込む?
戦闘方:どこでエントリーする?、どこに損切ラインを置く?実際にPCボタンを押す。ミスがないかの確認(買いと売り、注文数量など)
この考え方のおかげで、株で富を築くことができた。この考え方は何も株だけのものではない、いろいろなことに応用できるはずだ。

