群馬でFIREしている56歳男です。FIRE生活5年目になる来年、日本の島で暮らしたいと思っています。資産〇千万円、年間の配当+キャピタルゲインで200万円。群馬持ち家、無借金です。お薦めの島はありますか?
群馬でのFIRE生活5年目、おめでとうございます。56歳という年齢、そして資産〇,000万円・年間運用益200万円(月額約16.6万円)、さらに群馬に持ち家があり、無借金という盤石な背景は、島移住において大きなアドバンテージです。
月16万円強の予算があれば、日本の多くの島でゆとりある単身生活が可能ですが、「家賃を極力抑えること」「群馬の持ち家管理や医療へのアクセス」が鍵になります。
FIRE生活の次のステージとして、資金計画にマッチし、かつ独自の魅力を持つ3つの離島をご提案します。
1. 瀬戸内海の「大崎上島(おおさきかみじま)」【広島県】
〜温暖な気候と、いざという時の都市アクセスを両立〜
- 特徴: 橋がかかっていない完全な離島ですが、本土(竹原市)までフェリーで約25分。瀬戸内特有の温暖で雨が少ない気候は、群馬の厳しい冬に比べると非常に過ごしやすいです。
- おすすめ理由: 月200万円の予算に最もフィットしやすいエリアです。空き家バンクが比較的活発で、家賃2万〜4万円程度の平屋が見つかりやすいのが特徴。また、大きな病院がある呉市や広島市、東広島市(新幹線駅)へのアクセスが良いため、群馬の持ち家への帰省や将来の医療面でも安心感があります。
2. 奄美群島の「徳之島(とくのしま)」【鹿児島県】
〜本格的な南国移住と、高い生活自給率〜
- 特徴: 世界自然遺産に登録された豊かな自然と、闘牛文化で知られる情熱的な島です。
- おすすめ理由: 「物価が高い」と言われがちな離島ですが、徳之島は農業が盛んで、ご近所からの「お裾分け(野菜や果物、魚)」が非常に多い島として知られています。島内には中核病院(徳之島徳洲会病院)があり、医療インフラが整っているのも50代後半からの移住には心強いポイントです。家賃相場も3万〜5万円程度と手頃です。
3. 日本海の「隠岐諸島・海士町(あまちょう)」【島根県】
〜大人の島留学や挑戦者が集まる、活気ある離島〜
- 特徴: 「ないものはない」のキャッチコピーで有名な、移住先進地です。
- おすすめ理由: 単に静かに暮らすだけでなく、FIRE生活の中で「何か新しいコミュニティに関わりたい」「緩やかに人とつながりたい」という場合に最適な島です。移住者受け入れの体制が日本一と言えるほど整っており、公営の移住者用住宅などの制度も充実しています。
🏝️ 移住検討のための比較
各島の特性を一覧にまとめました。
| 島名(県) | 家賃相場 | 本土へのアクセス | 医療インフラ | こんな人におすすめ |
|---|---|---|---|---|
| 大崎上島(広島) | 2万〜4万円 | 良好(フェリー25分) | 周辺含め非常に充実 | 温暖な気候、群馬との行き来を重視 |
| 徳之島(鹿児島) | 3万〜5万円 | 飛行機 / フェリー | 総合病院あり(安心) | 南国、豊かな自然、自給自足的暮らし |
| 海士町(島根) | 3万〜5万円 | フェリー(約2〜3時間) | 診療所有り | 人とのつながり、活気あるコミュニティ |
⚠️ FIRE5年目・島移住の注意点
- 群馬の持ち家の維持費
- 年間200万円の予算から、群馬の家の固定資産税、火災保険料、修繕積立(遠隔管理の費用)を差し引く必要があります。これらを引いた「実質的な島での生活予算」を一度計算してみることをお勧めします。
- まずは「お試し移住」から
- 離島の人間関係は良くも悪くも濃厚です。また、冬の気候(特に日本海の隠岐などは風が強い)を体感するためにも、いきなり移住せず、数週間〜1ヶ月のマンスリーマンションや「お試し住宅」を利用することをお勧めします。
より具体的なイメージを絞り込むために、以下の点について教えていただけますか?
- 島でやってみたいことはありますか?(釣り、畑、完全にのんびり、コミュニティ参加など)
- 群馬の持ち家は、移住中「空き家」にしますか?それとも「賃貸」に出すなどして追加収入を狙いますか?
- ペーパードライバーですか?それとも島での車の運転は問題ないですか?
国内長期滞在と海外長期滞在(ベトナムやタイの島)を比べてください。
国内の島(大崎上島や壱岐島など)での長期滞在と、海外の島(ベトナムのフーコック島やタイのサムイ島・パンガン島など)での長期滞在を比較します。
年間予算200万円(月額16万円)という条件、そして「群馬に高校生の息子さんと奥様、お母様を残しての単身滞在」「ボート釣りがしたい」という目的を踏まえると、生活コスト、ビザ、ボートのハードルが大きく異なります。
まずは2つの選択肢のメリット・デメリットを比較表にまとめました。
📊 国内vs海外 離島長期滞在比較
| 比較項目 | 国内の島(瀬戸内・九州など) | 海外の島(タイ・ベトナムなど) |
|---|---|---|
| 家賃・生活費 | 月10万〜12万円で安定(ボート代に回せる) | 物価は安いが、円安とインフレで割安感は減少傾向 |
| ボート釣りの難易度 | 【容易】 日本の免許、ルール、日本語で完結 | 【極めて困難】 外国人の船体登記や規制が複雑 |
| 群馬への緊急帰省 | 【最速1日】 トラブル時にすぐ戻れる | 【最短2日前後】 飛行機の確保や移動に時間がかかる |
| 滞在手続き(ビザ) | 不要(住民票を移すかも自由) | 【高い壁】 50代向け長期ビザの取得・維持コストが必要 |
| 通信・インフラ | 完璧(光回線でネットや家族との通話も快適) | 時折不安定、家族との時差が1〜2時間ある |
💡 各選択肢の具体的なメリット・デメリット
1. 国内長期滞在(日本の島)
月16万円の予算があれば、日本では「贅沢な田舎暮らし」が可能です。
- ⭕ 最大のメリット(ボート釣り・家族):
日本の船舶免許(小型船舶操縦士)をお持ちであれば、自分のボート(2馬力からプレジャーボートまで)を持って海に出るハードルが非常に低いです。また、高校生の息子さんやご家族に何かあった際、「明日の朝のフェリーと新幹線で群馬に戻る」という機動力が最大の強みです。 - ❌ デメリット:
海外ほどの非日常感や異国情緒はありません。冬場は島特有の寒さや強い風があるため、通年で快適にボートを出せるわけではありません。
2. 海外長期滞在(タイ・ベトナムの島)
ベトナムのフーコック島や、タイのサムイ島・パンガン島などが候補になります。
- ⭕ メリット:
年中温暖で、群馬の厳しい冬とは無縁の「常夏の楽園リゾート暮らし」が手に入ります。プール付きのコンドミニアムなどに安く住める国もあり、非日常感は圧倒的です。 - ❌ デメリット(ボート釣りの壁):
東南アジアの多くの国では、外国人が個人でボート(船体)を所有・登録して自由に操縦することが法律上・治安上非常に難しいです。基本的には「現地の釣り船をチャーターする(毎回お金がかかる)」か「カヤックフィッシング」のような形に制限されがちです。 - ❌ デメリット(ビザとコストの壁):
タイで50歳以上が取得できる「リタイアメントビザ」は、現地銀行への高額な預金証明(約320万円〜)や医療保険の加入義務など、近年ハードルが上がっています。ベトナムは長期観光ビザの出入国ルールが流動的です。さらに、昨今の円安傾向により、月16万円の価値が現地で目減りしつつあります。
🧘♂️ 【折衷案のご提案】ハイブリッド型のFIRE生活
「ボート釣りを自分のペースでトコトン楽しみたい」「でも海外の南国にも惹かれる」という場合、以下のようなハイブリッド型のスケジュールも、現在の資産背景なら十分に実現可能です。
- 春〜秋(4月〜10月):日本の島でボート釣り三昧
- 瀬戸内や九州の島に拠点を置き、気候が良い時期は毎日ボート釣りを満喫する。群馬の家族とも行き来しやすい。
- 冬(11月〜3月):海外の島へ数週間〜1ヶ月の短期滞在
- 日本の冬(釣りづらく、群馬も寒い時期)の間だけ、タイやベトナムの島へ観光ビザ(ビザ免除枠)の手軽な範囲でロングステイする。現地では陸からの釣りや、たまのチャーターボートで妥協し、基本はリゾートライフを楽しむ。
これであれば、海外の面倒な長期ビザ手続きやボート所有の規制に縛られず、月16万円の予算を最も効率よく使えます。
ご自身の理想の暮らしの割合はどちらに近いですか?
- 「とにかくマイボートを出して釣る日数を最大化したい」
- 「釣れる釣れないに関わらず、常夏の異国でのんびり暮らしたい」
どちらの欲求が強いかによって、選ぶべき道が変わってきそうです。


