今年も残り1か月となった。
来年のNISA枠を360万円をどうするかを決めて行かなければならない。
今までは米国株一択でほぼ問題なかった。S&P500連動投資(VOO)、全世界株式投資(VT)、全米株式投資(VTI)などだ。
しかし今年ここまでの米国S&P500のパフォーマンスは16%と悪くはないが、世界的には少し物足りない印象を受ける。
下のチャートは、ローソク足がVOO(S&P500)と青色ラインVXUS(全世界株除く米国)の比較だ。VOOが16%に対して、VXUSは27%と、VXUSの方がよい。

次のチャートは、VOO(S&P500)とEWZ(ブラジルETF)の比較だ。VOOが16%に対して、EWZは49%と、EWZの方がよい。

次のチャートは、VOO(S&P500)とEWG(ドイツETF)の比較だ。VOOが16%に対して、EWGは27%と、EWGの方がよい。ドイツETFは後半上昇の勢いが落ちてしまった。

次のチャートは、VOO(S&P500)とEPI(インド収益ETF)の比較だ。VOOが16%に対して、EPIは0.63%と、こちらはVOOの方がよい。インドETFは一年を通じて勢いがなかった。

このように観ると今年は南米が1年を通じて一番調子よく、逆にインドは調子が悪かったようだ。
しかし来年はまた違ったパフォーマンスになるかもしれない。
そう考えると米国以外の全世界に投資するVXUSに投資するのが一番いいのではないかと思っている。
米国株はかなり割高になっており、私自身もNISAで米国株を大量にホールドしているので、米国以外の株に投資しようと思っている。
VXUSが分散という意味で一番適していると思うのだ。
NISAで買うなら以下の投資信託がいいと思っている。
日本でVXUS(米国外の全世界株式ETF)に投資できる投資信託は「楽天・全世界株式(除く米国)インデックス・ファンド(愛称:楽天・VXUS)」です。
🔎 楽天・VXUSの概要
- 正式名称:楽天・全世界株式(除く米国)インデックス・ファンド
- 愛称:楽天・VXUS
- 設定日:2022年12月22日
- 運用会社:楽天投信投資顧問
- 投資対象:米国を除く先進国・新興国株式市場
- ベンチマーク:FTSEグローバル・オールキャップ(除く米国)インデックス(円換算ベース)
- 為替ヘッジ:なし
- 信託報酬(管理費用):年率0.182%程度
- 純資産総額:約133億円(2025年11月時点)
- 分配金:原則なし(再投資型)
- 購入方法:楽天証券、三菱UFJ銀行など複数の金融機関で取り扱いあり
💡 特徴とメリット
- VXUS(ETF)と同様の投資対象:米国を除く全世界株式に分散投資できる。
- 少額から投資可能:100円から積立可能(楽天証券)。
- NISA対応:新NISAの「成長投資枠」「つみたて投資枠」で購入可能。
- 長期投資向き:分配金を出さずに再投資するため、複利効果を狙える。
⚖️ 注意点
- 米国株は含まれないため、米国市場の成長を取り込みたい場合は「楽天・全世界株式インデックス・ファンド(VT連動)」などとの併用が必要。
- 為替ヘッジなしなので、円安・円高の影響を受ける。
- 純資産規模は拡大中だが、まだ比較的新しいファンドなので流動性や運用実績は限定的。
👉 akiさんの投資分析スタイルに合わせるなら、この「楽天・VXUS」を米国株ファンド(例:S&P500連動型)と組み合わせて、世界全体をカバーするポートフォリオ設計が可能です。


