フィリピンETF(EPHE)の構成銘柄

株式投資

EPHE(iShares MSCI Philippines ETF)の主な構成企業は、フィリピンを代表する銀行・不動産・インフラ・消費関連企業です。特にBDO Unibank、International Container Terminal Services、Bank of the Philippine Islands、SM Prime Holdingsなどが上位を占めています。


🏢 EPHEの構成上位企業(2025年5月時点)

企業名業種構成比率(概算)
BDO Unibank, Inc.銀行約12.2%
International Container Terminal Services, Inc. (ICTSI)港湾運営・物流約11.1%
Bank of the Philippine Islands (BPI)銀行約9.3%
SM Prime Holdings, Inc. (SMPH)不動産・商業施設約7.6%
SM Investments Corporation (SM)財閥持株会社約5.7%
Manila Electric Co. (MERALCO)電力約5.0%
Metropolitan Bank & Trust Co. (MBT)銀行約4.5%
Jollibee Foods Corp. (JFC)外食チェーン約4%前後
その他Ayala Land, Globe Telecomなど残り構成比

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🔎 特徴とポイント

  • 金融セクターが強い比率:BDO、BPI、MBTなど大手銀行がETFの中核を占めています。
  • 財閥系企業の存在感:SMグループ(SM Prime、SM Investments)が大きな割合を持ち、フィリピン経済の中心的役割を反映。
  • インフラ・公益事業:ICTSI(港湾)、MERALCO(電力)など、フィリピンの基盤産業も組み込まれています。
  • 消費関連の象徴:Jollibeeはフィリピンを代表する外食ブランドで、国内外展開を進めています。

📈 投資視点

EPHEはフィリピン市場全体をカバーするETFですが、銀行・財閥・インフラに集中しているため、フィリピン経済の成長と同時に金融・不動産セクターの影響を強く受けるのが特徴です。人口増加や都市化に伴い、これらの企業が恩恵を受けやすい構造になっています。


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