ハジャイからバンコクに行くのにお薦めのルートはありますか?10日間かけて行きます?
10日間という贅沢な時間があるなら、タイを南から北へ縦断する「マレー半島縦断・鉄道&フェリー旅」が圧倒的におすすめです。
飛行機で一瞬で飛ぶのとは違い、先ほど質問に出たスラートターニーやチュンポン、美しいリゾートアイランド、さらには世界遺産の遺跡まで、タイの魅力を余すことなく満喫できます。
10日間のポテンシャルを最大限に活かせる、王道のおすすめ縦断ルートをご提案します。
🗺️ 10日間で行くマレー半島縦断モデルルート
タイ国鉄の鉄路をベースに、途中で島に寄り道しながらバンコクを目指すプランです。
📍 Day 1〜2:ハジャイ ➔ スラートターニー(サムイ島)
- 移動:ハジャイからスラートターニーへ国鉄で移動(約4〜5時間)。
- 過ごし方:スラートターニーからジョイントチケットを使い、サムイ島またはパンガン島へ渡ります。南国の洗練されたビーチリゾートで最初の2泊をのんびり過ごします。
📍 Day 3〜5:サムイ島 ➔ チュンポン(タオ島)
- 移動:サムイ島から高速フェリー(Lomprayah社など)でタオ島へ移動(約1.5時間)。
- 過ごし方:タオ島は世界中のダイバーが集まる、海が最も美しい島です。シュノーケリングを楽しんだ後、さらにフェリーでチュンポンへ渡り、チュンポン駅の近くでローカルなタイを味わいながら1泊します。
📍 Day 6〜7:チュンポン ➔ ホアヒン
- 移動:チュンポン駅から国鉄(特急や快速)でホアヒン(Hua Hin)へ(約4〜5時間)。
- 過ごし方:ホアヒンはタイ王室の保養地として知られる気品あるビーチリゾートです。お洒落なカフェ、レトロな木造のホアヒン駅舎、活気あるナイトマーケットを巡ります。
📍 Day 8〜9:ホアヒン ➔ アユタヤ(またはアンパワー)
- 移動:ホアヒンからバンコクを一度通り越し、世界遺産の街アユタヤ(Ayutthaya)へ(国鉄やミニバンで移動可能)。
- 過ごし方:ライトアップされた巨大な遺跡群を巡ったり、川沿いで名物の巨大手長エビを食べたりして、旅のハイライトを迎えます。
- ※遺跡に興味がなければ、週末限定の「アンパワー水上マーケット」やメークロン線路市場に寄り道するのもおすすめです。
📍 Day 10:アユタヤ ➔ バンコク(ゴール)
- 移動:アユタヤからバンコク(クルンテープ・アピワット中央駅)へ。国鉄の普通列車なら約1時間半、運賃も数十バーツです。
- 過ごし方:大都会バンコクに到着!最先端のルーフトップバーやショッピングを楽しんで旅を締めくくります。
🚂 旅を快適にする移動のコツ
- 「普通列車」と「特急・寝台」を使い分ける
先日お話しした「普通列車( Ordinary )」は、窓全開で超ローカルな旅を楽しめますが、長距離は体力を消耗します。チュンポン➔ホアヒンなどの長い区間は、エアコン付きの「快速(Rapid)」や「特急(Special Express)」の2等座席をタイ国鉄公式サイト(D-Ticket)などで事前予約しておくのがベストです。 - 荷物はコンパクトに
電車、バス、フェリーを何度も乗り換えるため、大きなスーツケースよりも、背負えるバックパックや小さめのキャリーケースが圧倒的に動きやすいです。
💡 別ルートの選択肢:「西海岸(アンダマン海)ルート」
もし島巡りよりも、前述のプーケットやクラビに興味がある場合は、ハジャイから一度バスで西海岸のクラビやプーケットへ向かい、そこから北上してチュンポン・ホアヒンへ抜けるルートも組み立て可能です。
この10日間の旅について、さらに具体化していきましょう:
- 今回の旅はいつ頃(乾季の11〜4月、または雨季)を予定していますか?
- 「海の綺麗さ(島)」と「歴史・文化(遺跡や街並み)」なら、どちらに比重を置きたいですか?
この旅の費用は、いくらかかりますか?
10日間のマレー半島縦断旅にかかる総費用の目安は、旅行のスタイル(予算重視か、快適さ重視か)によって大きく変わります。
タイは物価が安いため、バックパッカースタイルであれば約45,000円〜、中級ホテルや特急列車を使う快適なスタイルでも約95,000円〜(航空券代を除く)で十分に楽しめます。
旅のスタイルに合わせた2つのシミュレーション(1バーツ=約4.3円換算)をまとめました。
💰 予算スタイル別の費用目安(10日間合計)
| 項目 | ❶ 節約バックパッカー (3等列車・ホステル) | ❷ 快適ミドルレンジ (特急・個室ホテル) |
|---|---|---|
| 交通費(鉄道・フェリー) | 約 6,500円(1,500B) | 約 15,000円(3,500B) |
| 宿泊費(9泊分) | 約 11,500円(2,700B) | 約 38,000円(8,800B) |
| 食費・カフェ | 約 13,000円(3,000B) | 約 26,000円(6,000B) |
| 観光・娯楽費 | 約 6,500円(1,500B) | 約 13,000円(3,000B) |
| その他・予備費 | 約 6,500円(1,500B) | 約 12,000円(2,700B) |
| 合計(目安) | 約 44,000円(10,200B) | 約 104,000円(24,000B) |
🔍 各項目の具体的な内訳
🚂 1. 交通費(移動の足)
- 節約派:国鉄の3等席(ノンエアコン・扇風機)や、島への最安カーフェリーを乗り継ぎます。ハジャイ➔スラートターニーが約100バーツ、チュンポン➔ホアヒンが約60〜80バーツと破格です。
- 快適派:長距離の国鉄移動は、エアコン付きの「特急(Special Express)」の2等座席や寝台車を利用します(1区間500〜1,000バーツ程度)。島への移動も「Lomprayah社」などの高速カタマランをフル活用します。
🏨 2. 宿泊費(9泊分)
- 節約派:都市部や島にあるドミトリー(相部屋のホステル)を利用。1泊300バーツ(約1,300円)程度に抑えられます。
- 快適派:個室のブティックホテルや、サムイ島などのリゾートホテルに滞在。1泊1,000バーツ(約4,300円)前後を出せば、綺麗でプール付きの快適な部屋に泊まれます。
🍲 3. 食費(1日3食)
- 節約派:基本は屋台(1食50〜70バーツ)や地元の食堂を中心にすれば、1日300バーツ(約1,300円)で大満足のタイ料理が食べられます。
- 快適派:昼は屋台やカフェ、夜は川沿いのシーフードレストランやリゾート地のバーなどを楽しむと、1日600〜800バーツほどになります。
🏄 4. 観光・アクティビティ
- アユタヤの遺跡入場料(1箇所50バーツ程度)や、タオ島でのシュノーケリングツアー(約1,000バーツ)、ホアヒンでのマッサージ代(1時間300バーツ〜)など、何をするかによって変動します。
💡 さらに費用を抑える・調整するコツ
島(サムイ島やタオ島)は本土の街(ハジャイ、スラートターニー、ホアヒン)に比べてホテル代やレストランの物価が1.5〜2倍ほど高いです。「島での滞在日数を短くして、ホアヒンやチュンポンなどの本土に長く滞在する」ようにスケジュールを組むと、全体の旅費をぐっと抑えることができます。
ご自身の旅の予算(あるいは「これくらいに収めたい」という希望額)はどれくらいですか?また、宿泊はドミトリー(相部屋)でも大丈夫か、個室が良いかによっても調整できますので、希望のスタイルを教えてください!


