はい、CFD(差金決済取引)で米国個別株を売る方が、信用取引よりもコスト面で有利になる場合があります。ただし、条件や目的によって異なるため、以下に比較ポイントを整理します。
💸 CFD vs 信用取引(SBI証券)コスト比較
| 項目 | CFD(例:GMOクリック証券) | 信用取引(SBI証券) |
|---|---|---|
| 取引手数料 | 無料(スプレッドのみ) | 無料 |
| 貸株料/金利 | ファンディングコスト:年率約2.5〜3.5%程度 | 貸株料:年率約2.8%+逆日歩の可能性 |
| スプレッド | 業者によって異なる(例:Appleで約0.3ドル) | なし(市場価格で売買) |
| レバレッジ | 最大5倍(証拠金取引) | 最大3.3倍(制度信用) |
| 売りのしやすさ | ほぼ全銘柄で即時売り可能 | 売り禁銘柄・在庫不足の可能性あり |
| 配当調整額 | 発生(配当相当額を支払う) | 発生(逆日歩や配当落ち) |
| 取引時間 | 業者によっては時間外取引も可能 | 米国市場の時間帯のみ |
✅ CFDが有利になるケース
- 短期売買(デイトレ・スイング):スプレッドのみで済むため、貸株料がかからず有利。
- 売りたい銘柄が信用売り禁止:CFDなら売りポジションが取れる。
- 少額から始めたい:証拠金が少なくて済む。
- 時間外に売買したい:IG証券などでは米国株の時間外取引が可能。
⚠️ CFDの注意点
- ファンディングコストは日々発生し、長期保有には不利。
- 配当調整額が発生するため、配当権利落ち前後は要注意。
- スプレッドは相場急変時に広がることがある。
🧠結論
akiさんのように戦略的に売りポジションを取りたい場合、CFDは非常に柔軟でコストも抑えやすい選択肢です。特に短期売買や売り銘柄の自由度を重視するなら、CFDの方が有利です。
もし、具体的な銘柄や保有期間が決まっていれば、さらに詳細なコスト試算もできますよ。気になる銘柄はありますか?
エヌビディア(NVDA)株をCFDで売りたい
akiさんがエヌビディア(NVDA)株をCFDで売りたい場合、以下のステップで始めることができます:
🧭 CFDでNVDA株を売るためのステップ
① CFD対応の証券会社で口座開設
CFDで米国個別株を扱える国内業者は限られています。代表的な業者は:
| 証券会社 | 特徴 |
|---|---|
| GMOクリック証券 | スマホアプリが使いやすく、NVDAを含む米国株CFDに対応。24時間取引可能。 |
| IG証券 | 取扱銘柄数が豊富(12,000以上)、NVDAも対応。高機能チャートと分析ツールあり。 |
| 楽天CFD | 楽天証券のCFD部門。NVDAを含む一部米国株に対応。 |
② 口座開設後、証拠金を入金
CFDはレバレッジ取引なので、**必要証拠金は株価の20%程度(レバレッジ5倍)**で済みます。
例:NVDA株が500ドルなら、1株あたり約100ドルの証拠金で取引可能。
③ 取引画面で「売り(ショート)」を選択
- 銘柄検索で「NVDA」または「NVIDIA」を選択
- 「売り」注文を選び、数量と価格を指定
- 成行・指値などの注文方法を選択して発注
④ 保有中はファンディングコストに注意
CFDではポジションを翌日に持ち越すと**金利(ファンディングコスト)**が発生します。
NVDAの場合、年率2.5〜3.5%程度が目安です。
✅ CFDのメリット
- 売りから入れる(下落相場でも利益を狙える)
- 少額から取引可能(1株単位)
- 時間外取引も可能(業者による)
⚠️注意点
- 長期保有は金利負担が大きくなる
- 配当調整額が発生する場合あり(配当権利落ち日に注意)
- スプレッドが広がることがある(特に急変時)
CFD 売りの狙いに 秋の夜


