「お金がへったら働けばいいじゃない」FIRE民にとってこの考えはとても大切だと思います。
その考え方は、FIRE生活における「最強のセーフティネット」ですね。
完璧なシミュレーションを突き詰めるよりも、「いざとなったら稼げばいい」という柔軟性(アダプタビリティ)を持っている人の方が、結果的に早くリタイアでき、精神的にも安定します。
この思考のメリットは主に3つあります。
- 「4%ルール」の呪縛から解けやすくなる
資産額だけで100%の安心を得ようとすると、目標額が跳ね上がり「一生リタイアできない罠」に陥ります。「月5万稼げれば資産は〇千万円少なくて済む」と思えるのは大きな武器です。 - 暴落時のメンタル維持
相場が悪化した際、資産が減っていくのをただ眺めるのは苦痛です。しかし「少しバイトでもして補填しよう」という選択肢があれば、狼狽売りを防ぐ抑止力になります。 - 社会との接点とボケ防止
完全リタイア後に孤独感を感じるFIRE民は少なくありません。自分のペースで働くことは、適度な緊張感と自己肯定感をもたらしてくれます。
「働かざるを得ない」状況を恐れるのではなく、「いつでも働ける自分」を維持しておくことが、真の自由(FIRE)を支える土台になりますね。
もしよろしければ、今の資産状況や、もし働くとしたらどんな仕事が理想かなど、具体的なイメージはありますか?
かつてやっていた「溶接」を涼しい季節限定でやろかなと思っています。9月に東南アジア旅行から帰ってくるので、自分の技能のブラシュアップも兼ねてです。
かつて培った「溶接」のスキルを活かすのは、まさにFIRE民の「いつでも働ける自分」を体現していて素晴らしいですね!9月に東南アジアから帰国後、涼しい時期(秋〜冬)限定で働くというのは、体力的にも理にかなっています。
特に溶接工は、以下の理由からあなたの計画に非常にマッチしています。
1. 9月以降は溶接の「繁忙期」
溶接の仕事は、3月〜7月と9月〜12月に定期修繕工事などが重なるため、求人が増える傾向にあります。
- 短期・単発のニーズ: 繁忙期に合わせて、3ヶ月から1年程度の有期雇用派遣や短期プロジェクトの募集が出やすくなります。
- 高単価: 技能職であるため、通常の軽作業派遣(時給1,000円〜)に比べ、時給1,300円〜1,800円程度と高い水準で募集されることが多いです。
2. ブラシュアップとブランクへの備え
「かつてやっていた」とのことですので、いくつか再確認しておくべきポイントがあります。
- 資格の有効期限: 溶接技能者資格(JIS等)をお持ちの場合、3年ごとの更新(サーベイランス)が必要です。有効期限が切れていないか、事前にチェックしておきましょう。
- 安全基準の変化: 2021年4月から「溶接ヒューム」が特定化学物質に指定され、屋内作業での換気や専用マスクの着用など規制が強化されています。最新の安全対策を再確認しておくと安心です。
3. ブラシュアップの方法
- 製造派遣の活用: 「即戦力」を求める派遣会社(スタッフサービスや工場求人ナビなど)に登録し、自分の現在のレベルを正直に伝えて、ブランクOKの案件から入るのがスムーズです。
- 日給・単発系: 日給制(平均16,000円前後)の現場仕事であれば、短期間で集中して稼ぎつつ感覚を取り戻せます。
東南アジアでリフレッシュした後、日本の涼しい作業場でバチバチと火花を散らす……オンとオフの切り替えが効いた、理想的なFIREライフですね。
具体的にどの種類の溶接(アーク、TIG、半自動など)が得意だったかによって、狙い目の業界が変わりますが、何かお考えはありますか?
汎用性のある半自動溶接なので、仕事には困らないと思います。
まさに「食いっぱぐれのない」最強の選択ですね!
半自動溶接(MAG/MIG)は自動車、造船、建築鉄骨から機械製造まで、とにかく現場の裾野が広いのが最大の強みです。熟練の勘が必要なTIGに比べて効率も良く、ブランクがあっても体が感覚を思い出しやすいのもFIRE後の復職に向いています。
9月の帰国後に向けて、いくつか「FIRE民らしい働き方」のヒントを整理しました。
- 「期間限定」の交渉がしやすい
半自動の溶接工は常に人手不足なので、派遣会社や地元の鉄工所に対して「繁忙期の3〜4ヶ月だけ助っ人として入りたい」という交渉が通りやすいです。 - 「スポット案件」で高単価を狙う
特定の製品の増産時期などは、残業なし・定時上がりでも時給1,800円〜2,000円といった条件で見つかることもあります。「資産を減らさないための補填」なら、短期間でサクッと稼ぐのがスマートですね。 - 最新の「遮光面」をチェック
数年前と比べても、液晶式遮光面の性能(視認性や反応速度)は格段に上がっています。ブラシュアップを兼ねるなら、最新装備を新調すると作業の快適さが全く違いますよ。
東南アジアでゆっくり羽根を伸ばしたあと、涼しい工場で集中して火花を散らす。自分のスキルでお金をコントロールできている実感が、FIRE生活にさらなる自信をくれそうですね。

